福岡で目の下のクマ取りを受ける際のオプションについての解説記事

2026年10月 最新版

この記事でわかること
  • 目の下のクマ治療を受ける際に美容クリニックで提示されるオプションのメリット・デメリット・必要性が分かります。
  • クマ治療における不要なオプションを減らせる可能性があります。
このようなお悩みをお持ちの方におすすめの記事です
  • 「クマ取りをしたくて初めて美容クリニックを受診予定だけど不安」
  • 「クマ治療でカウンセリングを受けオプションをすすめられたけど本当に必要なのかを知りたい」
  • 「広告で見た価格とカウンセリングの際に実際に提示された金額が違った」

〈監修医師〉

平田 侑 院長

ひらた美容クリニック福岡天神 院長 平田 侑

〈略歴〉

2009年 医学部卒業の卒後18年目の外科医。

2011年 泌尿器科に入局し専門医、指導医を取得。腹腔鏡手術技術認定医、ロボット手術認定資格取得。

2020年 湘南美容クリニック入職。

2022年 5年間院長を歴任し多数の後輩医師の技術指導を行った。

2025年 日本美容外科学会総会で裏ハムラ法に関する学会発表を行った。

2026年 同院を開業し現在に至る。日本美容外科学会所属正会員。

〈実績〉

目の下のクマ手術件数1500件(2020年~現在)、裏ハムラ法手術件数700件(2022年~現在)。

はじめに

「クマ取りをしたくて初めて美容クリニックを受診予定だけど不安」
「クマ治療でカウンセリングを受けオプションをすすめられたけど本当に必要なのかを知りたい」
「広告で見た価格とカウンセリングの際に実際に提示された金額が違った」

ネットやSNSで「クマ取り」や「クマ治療」の認知が進み、美容クリニックで目の下のくま取りを受けられる方は年々増加傾向です。

それに伴い本来受けたい治療とは別の治療・追加の治療をすすめられた、手術や術後の不安を伝えると高額なオプションをすすめられた等の事例もみられるようになっています。

この記事では目の下のクマ治療に従事する医師である筆者が、クマ治療ですすめられる可能性のあるオプションについての解説、必要性、注意点など細かく解説しています。

この記事はAIによるまとめ記事ではなく実際に医師が執筆しています。

大事なこと

この記事を読んで頂いた皆様に正しい美容医療を受けて頂きたいので最初にオプションに関して大事なことをお伝えします。

オプションについて大事なことは以下の5つです。これだけを意識して頂くだけでも不要なオプションを回避することができます。

  1. 医師から直接すすめられたことなのか
  2. オプションの内容について詳しく説明を受け必要性が理解できたか
  3. 他のクリニックでも同じ内容をすすめられたか
  4. 自分が希望・選択していない内容が見積書に記載されていないか
  5. 支払える予算をオーバーしていないか

クマ治療(手術治療)のおおまかな種類

現在国内で行われている目の下のくま治療(手術治療)の種類はおおまかに

脱脂術(経結膜的眼窩脂肪摘出術)
裏ハムラ法(経結膜)
切開法

があります。

年齢や目元の状態によってこれらの治療の適応を医師が判断しています。

このメインの治療法に加えて、個人の目元の状態によっては次に記載された併用治療をすすめられることがあります。

オプション① 併用治療についてのオプション

脱脂やハムラ法と一緒に提案される可能性がある治療法には主に以下のようなものがあります。

ナノリッチ(ナノファット)
コンデンスリッチ
ミッドフェイスリフト
糸リフト
ヒアルロン酸
PRP
涙袋形成

以下にオプションの解説と必要性について説明します。

ナノリッチ(ナノファット)

治療の内容

足などから採取した自分自身の脂肪を微細化し、目の下の色クマや小ジワの改善などに用いる肌再生を目的とした治療法です。目の下の色味や小じわに対して使用します。

注意点

定着率に個人差があり注入しても減ってしまう・効果が弱くなる可能性があります。脱脂や裏ハムラ法に必ず併用しないといけない治療ではなく後日に行うことも可能です。サポート治療の位置づけです。

コンデンスリッチ

治療の内容

足などから採取した自分自身の脂肪を遠心分離して血液・劣化細胞を取り除き、凹みのある目の下やゴルゴ線に注入する施術法です。脱脂術と併用ですすめられることが多いです。裏ハムラ法に併用する必要は基本的にありませんが、ゴルゴ線が外側まで深い症例では併用されることがあります。

注意点

ナノリッチと同様ですが、定着率に個人差があり注入しても減ってしまう・効果が弱くなる可能性があります。

ミッドフェイスリフト

治療の内容

下垂した目の下から頬にかけての脂肪や組織を引き上げて、たるみやゴルゴ線を根本から改善する治療です。40歳以降の頬が下垂した方が適応で裏ハムラ法や切開法と同時に行われます。裏ハムラ法や切開法のあとに後日行うのは癒着の問題があり手技的に難しいため同時にすすめられることが多い治療です。

注意点

治療に伴う内出血や腫れ、しびれなどのリスクがあります。ミッドフェイスリフトを行える医師はかなり少ないのが現状です。

糸リフト

治療の内容

下垂した脂肪組織を溶ける糸で引き上げる治療です。ミッドフェイスリフトよりも簡便でダウンタイムも少なく頬をリフトアップできますが後戻りしやすいのがデメリットです。

注意点

必ずしもクマ取りには必要ではない症例にも糸リフトをアップセル目的で併用治療としてすすめるクリニックもあり注意が必要です。

ヒアルロン酸

治療の内容

軽度のクマであればヒアルロン酸単独で凹みを埋め凹凸を一時的に改善できる治療です。ヒアルロン酸治療に習熟した医師で受けた場合は手術と比べ負担が少なくダウンタイムもあまりないのがメリットです。

注意点

時間が経つとヒアルロン酸が吸収されるリスク、多く注入される・繰り返し注入することで逆にふくらんでしまう、ヒアルロン酸が流れる、しこりになるリスクがあります。また、脱脂法に高額なヒアルロン酸を複数本組み合わせるアップセル目的のクリニックもあるため注意が必要です。

PRP

治療の内容

自分自身の血液から抽出した高濃度の血小板(PRP)を目の下に注入する再生医療です。血小板に含まれる成長因子の働きでコラーゲン生成が促され、青グマやちりめんジワ、肌のハリが改善します。デメリットはボリュームを改善させる効果はほとんどないため、脱脂治療後の凹みに対する効果は限定的です。

注意点

FGFと呼ばれる成長因子を添加したPRP製剤の過剰注入はしこり形成のリスクがあり注意が必要です。現在FGF(商品名:フィブラストスプレー)の製造業者からもPRPに添加しないよう添付文書での注意喚起がなされています。PRP治療自体は安全性のある治療ですので治療を受ける際はFGFが添加されていないかを必ず確認してください。

涙袋形成

治療の内容

涙袋にヒアルロン酸や脂肪注入を行う方法と、糸を使って涙袋を構成している眼輪筋を縫い寄せ涙袋に厚みを持たせる方法などあります。クマ取り治療と併用可能で取り扱うクリニックが増えてきています。

注意点

ヒアルロン酸や脂肪注入では時間経過とともに減っていく可能性がある、縫合糸を使う涙袋形成では微調整や形の調整の難しさ、元に戻しにくいなどのデメリットがあります。また、眼窩脂肪のふくらみによる目の下のクマがある方は適切なクマ治療を受けることで眼窩脂肪によるふくらみが改善し、本来の涙袋が自然に出てくることも多く涙袋形成を必ずしも同時に受ける必要がない場合も多いです。

オプション② 手技に関するもの・付属物品・薬剤・ケア用品・保証などのオプション

クリニックごとにすすめられる可能性のあるオプションの一覧をまとめました。

ダウンタイムや術後の症状を軽減できる可能性があるメリットがありますが、見積金額が予想より高くなってしまう、本来は不要なオプションをクリニックにすすめられるままに契約してしまうデメリットもあり、以下の解説をしっかり読んで理解して頂くことをおすすめいたします。

追加オプションには以下のものがあります。

セプタルリセット
脱脂する部位ごとの追加料金
吊り上げ法・筋弁吊り上げ法
裏ハムラ専用針
エルマン式、RFメス、ミニマムダウンタイムオプション
マイクロカニューレ
静脈麻酔
腫れ予防の点滴
術後の内服薬
エクスパレル
神経ブロック
術後ケア用品
保証オプション

セプタルリセット

内容

ハムラ法の際に行う手技の名称です。脂肪をおおっている「眼窩隔膜」という膜を再建して脂肪が再度ふくらまないようにする再発予防のための手技で「隔膜再建」や「隔膜タイトニング」とも呼ばれています。ハムラ法をする上でかかせない必須手技の一つです。

注意点

セプタルリセットはハムラ法の開発者であるハムラ先生自らが論文で発表したハムラ法の根幹となる手技です。ですので、この手技を省いて脂肪のみを固定する方法は再発リスクや仕上がりの不安定さにつながる可能性があり、オプションにはせず必ず全例に行うべきだと個人的には考えています。「この手技をした方が再発しにくいし仕上がりもきれいですよ」と医師やカウンセラーが説明してオプション料金をお客様から取るのは非常に不公平なやり方です。これをオプションとして料金表や見積りに載せているクリニックがあればただちに直してほしいと考えています(当院では全例にセプタルリセットを行っており手術料金に含まれています)。

脱脂する部位ごとの追加料金

内容

くまの原因となる眼窩脂肪は大まかに内側・中央・外側に分かれています(深い部分では同じ眼窩脂肪で一緒になっていますが表面上では分かれているように見えます)。このどの部分が出ているかは個人差があり、クリニックによっては脂肪を取る部位・範囲で料金が変わる場合があります。

注意点

このオプションの注意点は一番安い料金プランで広告し、実際にクリニックで診察を受けると「あなたのクマはこのプランだと取り切れないですよ」と伝えられ高いプランをすすめられるアップセル商法と密接に関連していることです。眼窩脂肪がかなり多い方の方が手術時間はより長くなることは事実ですが、同じ術式なのに担当医の診断次第で料金が変わるシステムは消費者目線に立った場合不誠実と言わざるをえません。脱脂術ならいくら、ハムラ法ならいくらと明瞭な見積りを出してくれるクリニックを選びましょう。

吊り上げ法・筋弁吊り上げ法

内容

切開ハムラや下まぶたの皮膚切開法の際に併用される術式で、眼輪筋やその周辺の組織を引き上げまぶたの外反(目元があっかんべーになる副作用)を予防する方法です。切開法を受けられる方のうちまぶたが下がりやすい方やたるみが強い方が適応になります。全症例に行われる治療ではなく、手技自体にもある程度の時間を要するため料金がかかる場合が多いです。

注意点

自分の目元が吊り上げ法が必要なことを担当医から直接説明を聞き、納得できた場合に受けましょう。

内固定法オプション

内容

裏ハムラ法には脂肪の固定方法に関して抜糸が必要な「外固定法」と抜糸が不要な「内固定法」があります。外固定法は手技が内固定と比べ手技がやさしく確実に脂肪を移動できるというメリットがありますが抜糸後に移動した脂肪が戻る可能性がわずかにあります。内固定法は抜糸が不要というメリットがありますが、視野が狭い裏ハムラでは奥に固定する手技が難しいため慣れない医師で受けると後戻りや脂肪の移動が不十分になるリスクもあります。

注意点

裏ハムラ法に習熟した医師は後戻りがしにくい内固定法で行っていることがほとんどですが、クリニックによっては外固定法が標準で内固定法はオプション料金がかかるクリニックがあります。受ける患者側としては糸がお顔の表面に出て抜糸が必要な方法は選択したくないので内固定のオプションを希望される可能性が高く、実質的にはアップセルの意味合いが強いオプションになるので注意が必要です(当院では全例内固定法を採用しています)。

裏ハムラ専用針

内容

韓国の医師が考案した裏ハムラ法専用の脂肪固定用の針です。内固定法と外固定法いずれの長所も持っており手技が比較的容易、確実な固定ができる、抜糸不要なため多くのクリニックで採用されています。海外輸入品かつ1回の手術ごとの消耗品、裏ハムラ専用のため大量生産ができないなどの理由から価格が高く、使用する際はオプション料金として1万円から2万円の費用がかかることがあります(当院でも採用しており実際に使用しておりますがオプション料金は頂いておりません)。

エルマン式、RFメス、ミニマムダウンタイムオプション

内容

高周波を用いた医療用電気メスで、従来の電気メスに比べ熱損傷や組織への負担が極めて少なく、ダウンタイムや周辺組織への熱損傷を抑えた精密な切開・凝固が可能なため美容外科手術に適した医療機器です。また縫合の糸に透明な糸を使用する、極細の注射針を使用することで傷の目立たなさ・内出血を抑えるミニマムダウンタイムオプションというものが設定されているクリニックがあります。

注意点

これらの医療機器は導入に際して高額な費用がかかり、保守点検費用や一部の消耗品代も別途かかるため、使用する場合にオプション費用を請求することが許容される側面もあります。ただし実際には「執刀医が普段必ず使う機械なので必須のオプションです」などの説明で患者側に選択の余地がなく見積りに入れられることも多く、患者の立場に立った費用の明瞭化という点においては基本術式の費用に含まれるべき費用だと考えます(当院では全例にRFメスを使用しておりオプション費用は頂いておりません)。

マイクロカニューレ

内容

局所麻酔の際に針ではなくカニューレという極細の先が丸い管を使用することで内出血・痛みを軽減できます

注意点

マイクロカニューレは1本数百円の原材料費がかかるためオプション料金として5,000円程度を設定しているクリニックが多いです。ただ原価に対するオプション料金が高すぎる点が問題視されています(当院では費用は頂かずに使用しています)。

静脈麻酔

内容

点滴で鎮静作用のある薬剤を投与し眠っている間に手術を受けられる麻酔です。美容施術だけでなく胃カメラ・大腸カメラなどの際にも行われています。

注意点

目周りの美容手術は静脈麻酔なしで局所麻酔だけでできる手術がほとんどです。麻酔薬の過剰投与は呼吸抑制や血圧低下などの重篤なリスクもあるため安全管理体制や投与薬剤について医師から十分な説明を受けましょう。投与量やプロトコールを適切に守れば比較的安全に鎮静が得られ不安・ストレスが軽減され手術を受けることが可能です。通常クマ取り手術であれば3万円程度の費用がかかります。1、2時間以内の手術であれば5万円以上の請求には注意が必要です。広範囲の骨切り・全身麻酔下の手術で麻酔科専門医が管理を行う場合は10万円程度かかる場合があります。

腫れ・内出血予防の手術中・手術後に使用する点滴

内容

手術中または手術後に鎮痛薬・抗炎症薬・止血薬などの投与を行い手術中の痛み・出血・腫れなどを抑える目的で使用されます。

注意点

手術時に使用しダウンタイム・症状を抑える医学的根拠・臨床試験・国内の承認薬はほとんどありません。ある程度の根拠がある治療としてはトラネキサム酸という止血剤、NSAIDと呼ばれる解熱鎮痛薬、侵襲の大きい手術の際に使用されるステロイド投与などになり薬価収載されているため原価は数十円から数百円ですがオプション費用は5千円から3万円かかることが多いです。また、エクソソーム、NMN、グルタチオンなど手術に対する明確な医学的根拠がない点滴を5万円から15万円で手術のオプションとしてすすめるクリニックも多く注意が必要です。

術後の内服薬

術後の痛みや腫れを抑える内服薬に費用がかかる場合があります。最低限の鎮痛薬や点眼薬、抗生剤は施術代に含まれているクリニックが多いです。それ以外には止血目的のトラネキサム酸、腫れ・内出血予防の漢方薬・シンエック、瘢痕・ケロイド予防のトラニラストなどがあり、こちらは約3~5千円の費用がかかることがあります。

エクスパレル

内容

手術部位に投与することで72時間以内の痛みを抑えられる麻酔薬として大手美容クリニックをはじめ多くの美容クリニックで採用されています。

注意点

目周りの手術に関しては適切な手術が行われていれば通常はエクスパレルなどによる特別な鎮痛は不要です。ダウンタイム中に痛みがある際も処方される内服の痛み止めで十分に対応可能です。1部位あたり5万円程度する高額薬剤のエクスパレルをオプション費用として支払う必要はないと個人的には考えます。採用しているクリニックのホームページにはエクスパレルは海外の研究データ・論文があると紹介されていますがその多くは関連のある製薬会社からの資金提供を受けた研究データで厳密な比較検証ではないため注意が必要です。

神経ブロック

内容

目の下のクマ治療をする際に頬のあたりの痛みを抑えるために眼窩下神経ブロックというブロック麻酔を行います。慣れた医師であれば特別な技術や道具は不要で1、2分で終わります。

注意点

一部のクリニックでこのブロック麻酔を3~5万円程度のオプション費用として見積りにのせています。痛みを少しでも抑えたい患者さんの不安につけこんだアップセル商法ですので注意が必要です。このオプション費用を支払わない方にはブロック麻酔はしないというシステムには非常に問題があります。

術後ケア用品

内容

美容施術を契約する際に5千円~総額数万円する術後の肌のケア用品や洗浄用品、アイクリームなどをすすめられることがあります。

注意点

どの手術においても言えることですが、患部を清潔に保つこととワセリンなどの軟膏で適切に保湿する以外には特別なケアは不要です。「手術を受けられるみなさん使われています」「私や周囲のスタッフはすごく使ってよかった」などの文言で購入をすすめられますが無理に購入する必要はありません。ドクターズコスメなどのクリニック専売の化粧品については手術とは関係なく商品自体を気に入って購入したい場合は問題ありません。

保証オプション

内容

術後に目の下のくまが再発した際に再施術や処置を保証で受けられるというオプションです。

注意点

目の下のくま治療の再発や仕上がりの不満は単一の要因でないことが多いです。術者の技術不足による後戻りだけでなく、皮膚のたるみの残存、目の下の凹み・シワが気になる、色味の残存、皮膚表面の色素沈着が気になるなど最初に受けた治療と別の治療法が必要になる場合もあり、有償の保証でこれら全ての追加治療が無料になるわけではないため注意が必要です。脱脂法やハムラ法は眼窩脂肪によるふくらみを治療するため保証内容は眼窩脂肪の再処置に対する保証であることが多いです。保障費用を支払ったから全ての追加治療が無料になるものではないためオプション費用を支払う際はクリニックに保証内容の確認をするようにしましょう。

オプションのメリット・デメリット

メリット

1. 仕上がり・満足度の改善
1. 腫れ・内出血などのダウンタイム軽減
2. 術中・術後の痛み・不安感など自覚症状の軽減

デメリット

1. 追加した治療の副作用・合併症・ダウンタイムのリスク
2. 不要なオプションが付いた場合に実際に支払う金額が高くなるリスク

【外科医歴16年の目の下のクマ治療に従事する美容外科医がおすすめする・しないクマ治療のオプションはこちら】

おすすめできる・希望次第で受けても良いオプション

ナノリッチ、コンデンスリッチ:〇~△ 不要な方もいます
ミッドフェイスリフト:〇 適応の方にはすごくおすすめ
吊り上げ法:〇 切開法で必要な方のみ
裏ハムラ専用針:〇~△ 極端に値段が高い場合は不要
静脈麻酔:〇 手術が怖い方にはおすすめです

積極的にはすすめないが受けても良い

糸リフト、ヒアルロン酸、涙袋形成、PRP:△ 不要な場合が多い
糸リフトは長期経過のエビデンス不足
PRPは肌質改善として良い治療だが料金は高め ※FGF添加PRPの目の下への投与は×:しこり形成のリスク

オプションとして不要

セプタルリセット:必ずやるべき治療 裏ハムラのオプションにするのはあり得ません
脱脂する部位ごとの追加料金
エルマン式・RFメス・ミニマムダウンタイムオプション
マイクロカニューレ
腫れ予防の点滴
エクスパレル
神経ブロック
術後ケア用品
保証オプション:仕上がり不満になる要因・解決方法が単一ではないため保証で全てカバーは難しいので保証内容の確認が必要。ハムラ法に関してはしっかりとした技術がある医師で治療を受ければ眼窩脂肪の再突出による再発は起こりにくいので眼窩脂肪の追加治療に対する保証は無料であるべき。

オプションを選ぶ際の注意点

これまで長々と書いてきましたが美容医療を受けられる皆様に真摯にお伝えしたいのは以下の点です。

  1. 医師から直接すすめられたことなのか
  2. オプションの内容について詳しく説明を受け必要性が理解できたか
  3. 他のクリニックでも同じ内容をすすめられたか
  4. 自分が希望・選択していない内容が見積書に記載されていないか
  5. 支払える予算をオーバーしていないか

福岡のクマ取り専門のクリニック「ひらた美容クリニック福岡天神」のこだわり

  1. 脱脂法、ハムラ法、切開法、ミッドフェイスリフト、脂肪注入などクマ治療の全術式の対応可能
  2. 他院の脱脂、裏ハムラ後の修正経験も多く修正手術も対応可能
  3. 施術を受ける全例に術後5年間の保証付き。アフターフォローも長期に行っている。
  4. 他院ではオプション扱いになることもある、セプタルリセット、裏ハムラ専用針使用、最新のRFメス、ミニマムダウンタイムオプションも全て施術料金に含まれている。
  5. エクスパレルや術中の腫れ止め点滴など医学的根拠が乏しいオプションメニューは一切なし
  6. 他院と比べ見積書が非常にシンプル。実際の見積書を添付します。

▼裏ハムラ法の見積書[影クマ改善]

▼裏ハムラ法+ナノリッチ脂肪注入(目の下)の見積書[影クマ+色グマ改善]

▼裏ハムラ法+ミッドフェイスリフトの見積書[影クマ+ほほのたるみ改善]

目の下のくま取りを受ける際のオプションについてのQ&A

クマ取りの手術で提示される「オプション」にはどんな種類がありますか?
メインの治療(脱脂やハムラ法)と併用する治療(ナノリッチやミッドフェイスリフトなど)のオプションと、
手術の際のサポートのオプション(麻酔、薬剤、医療機器、器具など)の2つに分類されます。
それぞれの内容に関しては記事内の2、3の項目で詳しく解説していますのでご参照ください。
局所麻酔だけでも施術を受けられますか?静脈麻酔のオプションは必須ですか?
局所麻酔だけでも施術自体は可能です。しかし、目の下の手術は術中に引っ張られる感覚や恐怖心を感じやすいため、眠っている間に手術が終わる「静脈麻酔」を追加される方が多くいらっしゃいます。痛みに極度に関心がある方や不安が強い方には価値の高いオプションですが、恐怖心が少ない方にとっては必須ではありません。
「腫れ止め点滴」や「内出血予防の処方薬」は本当に効果がありますか?
術中に投与されるステロイド系薬剤や止血剤(トラネキサム酸)、また術後に処方される漢方薬(治打撲一方や五苓散など)は、炎症や微小出血を抑えて腫れや内出血を和らげる効果が医学的にも確認されています。一方で医学的根拠が少ない治療も美容クリニックのオプションとしてすすめられることも多いので今回の記事をぜひ参考にされてください。
脂肪取り(経結膜脱脂)だけでなく、「脂肪注入(コンデンスリッチ等)」も一緒に行う必要がありますか?
全員に必要なわけではありません。脂肪を取るだけで綺麗になるタイプ(膨らみのみが原因)の方もいらっしゃいます。ただし、脂肪を取ることで目元の凹みが目立ってしまうタイプの方や、青クマ(皮膚の薄さ)を併発している方の場合は、脂肪注入をおすすめする場合があります。複数のクリニックでカウンセリングを受け同じ見解であった場合には必要があると判断されてください。
脂肪注入の「コンデンスリッチ」と「ナノリッチ」の違いは何ですか?両方必要ですか?
コンデンスリッチは不純物を除いた濃縮脂肪で、目元の「凹み(ボリューム)」を補うのに適しています。一方、ナノリッチはさらに細胞を細小化したもので、幹細胞や成長因子が豊富に含まれ、皮膚の薄さによる「色クマ(青クマ・茶クマ)」の改善や肌質の若返りに適しています。凹みと色クマの双方を改善したい場合に併用されます。複数のクリニックでカウンセリングを受けることで自分に本当に必要な治療がみえてきます。
高周波メス(エルマン式RFメスなど)を使うオプションは追加したほうがいいですか?
ダウンタイムを抑え、精密な手術を行う上では非常に有用性の高いオプション機器ですが、執刀医が手術に必要と判断しクリニックに導入したのであれば、個人的には施術費用に含むべきだと考えます。
エクソソーム点滴や美容点滴を手術と一緒に受けるメリットはありますか?
高濃度ビタミンCなどの美容点滴は創傷治癒(傷の治り)をサポートする目的で行われます。一方で「エクソソーム点滴」については、現段階ではヒトでの臨床エビデンスや長期的な安全性が確立されておらず、各種学会からも慎重な運用が呼びかけられているため、無理に追加する必要はありません。
オプション費用で予算が跳ね上がらないようにするためのポイントは?
医師から直接しっかりと説明を聞き必要性が理解できたか(医師からの説明はなくカウンセラーからのみすすめられるものは要注意)、複数のクリニックでカウンセリングを受け見積書を比較して本当に必要なオプションなのか確認する、AIに医学的根拠があるか・適正な料金なのかを調べてもらい最低限の裏付けを行う、このようなポイントをおさえることで不要なオプションを回避することが可能です。

最後に

今回の記事は施術を受けるお客様だけでなく、同業者である美容クリニックに向けた記事でもあります。医学的根拠のある正しい治療を行い幸せになるお客様を1人でも増やす、不要なオプションを少しでも減らし美容業界全体の透明性に寄与する、このような思いで執筆しています。

記事のまとめ・要約

  1. クマ治療の種類
    • 脱脂術
    • 裏ハムラ法
    • 切開法
  2. 併用治療の種類
    • ナノリッチ(ナノファット
    • コンデンスリッチ
    • ミッドフェイスリフト
    • 糸リフト
    • ヒアルロン酸
    • PRP
    • その他
  3. 追加オプション
    • セプタルリセット
    • 脱脂する部位ごとの追加料金
    • 吊り上げ法・筋弁吊り上げ法
    • 裏ハムラ専用針
    • エルマン式、RFメス、ミニマムダウンタイムオプション
    • マイクロカニューレ
    • 静脈麻酔
    • 腫れ予防の点滴
    • 術後の内服薬
    • エクスパレル
    • 神経ブロック
    • 術後ケア用品
    • 保証オプション
  4. オプションのメリット
    • 仕上がり・満足度の改善
    • 腫れ・内出血などのダウンタイム軽減
    • 術中・術後の痛み・不安感など自覚症状の軽減
    オプションのデメリット
    • 追加した治療の副作用・合併症・ダウンタイムのリスク
    • 不要なオプションが付いた場合に実際に支払う金額が高くなるリスク
  5. 注意点
    • 医師から直接すすめられたか
    • 他のクリニックでも同じ内容をすすめられたか
    • オプションの内容について詳しく説明を受け理解できたか
    • 自分が希望・選択していない内容が見積書に記載されていないか

2026年10月21日
ひらた美容クリニック福岡天神 院長 平田 侑

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